沖縄の塩シママースとは?
じっくり煮つめてつくる平釜塩です。
メキシコまたはオーストラリアの天日塩を沖縄の海水で溶かし、平釜で煮詰めて結晶化させるという方法で製造されている塩です。
平釜で時間をかけてゆっくり煮詰めて結晶をつくることで、塩なれがよいのが特長です。
シママースができるまで
シママースは輸入天日塩を沖縄の海水で溶解することから始まります。
その濃い海水を大きな平釜でじっくりと煮詰めて作り上げていきます。 結晶を作る際に使われる平釜は、効率の悪さから最近では使う企業が減少傾向にあるそうですが、シママースをつくっている「青い海」さんでは昔からの塩の製法を守り、昔と同じ塩の結晶を再現するため、操業当時から平釜を使い続けています。
シママースが作られた背景
昔から四方を海に囲まれた沖縄では、 美しい豊かな海から塩焚き職人によってつくり出された塩を 「マース」と呼び、大切に受け継いできたそうです。
しかし、塩専売法の規制によって、塩づくりは規制され伝統的な製法の塩は無くなっていったそうです。
その中でも、なんとか、当時のおいしい塩(昔ながらの「マース」)を復活させようという運動が大きくなり、輸入天日塩を購入し再生または加工するという形で製造許可され、『沖縄の塩シママース』が誕生しました。現在でも、当時の製法に準じた方法で製造されています。
シママースを作ってくださっている「株式会社 青い海」さんのHPはこちら
塩はすべての調味料の基本
にしきやも、シンプルな味づくりをしているからこそ、塩を大切に考えてきました。
海の恵みを含んだ豊かでおいしい塩をベースに、にしきやの味がつくられています。
シママースを使った『おかゆ』
お米・玄米のおいしさをしっかり味わうために、シママースでほんのり塩味をつけました。