おいしい素材を生かすため、
化学調味料・着色料・香料は使っていません。
「レトルトだからおいしくない」
「添加物がいっぱい入っているから日持ちするんでしょ?」
「安くて便利だけど、それだけ」
「レトルト」と聞いて、そんな風に思う方もたくさんいると思います。でも、それはレトルトの真実ではありません。『にしきや』のレトルトは、できあがった料理をただパウチしているわけではありません。ソースや具材をそれぞれ下ごしらえして、レトルトパウチの中へ。パウチの中でコトコト煮込まれ、ばらばらだったソースと具材はおいしいカレーになります。そして、みなさんの食卓の一歩手前、キッチンのお鍋であたためて、封を開けたその瞬間。その瞬間がよりおいしくなるように、『にしきや』の料理はできています。プロの料理人が、パウチという小さな圧力鍋の中で起こる調理変化を緻密に計算しながらつくっているから、『にしきや』のレトルトはおいしいんです。
吟味を重ねた大事な素材、その自然のおいしさを生かすため、化学調味料・香料・着色料は使っていません。もちろん保存料も一切入っていません。
さらに、レトルトパウチの素材にもひと工夫、脱酸素包材を使っています※。パウチ内の料理の”酸化”を防いで、おいしさと品質を長期保存できるようにしています。これも、おいしくお召し上がりいただくためには何でもするという『にしきや』の想いがあるからです。
※商品特性上、脱酸素包材を使っていない商品もございます。
忙しい皆さまの代わりに、じっくり時間と手間をかけたおいしさ、できたてを鍋ごとお届けしたい。そんな想いでつくったのが『ごちそうレトルト』、本物のレトルトです。
本社・工場がある宮城県岩沼市の西に位置する蔵王山麓。
にしきやのインド料理をつくる上で欠かせない2つの素材、「パニール」と「カレーリーフ」。日本国内でどうしても手に入らなかったこの2つの素材は、自然豊かな地元「蔵王」でつくられています。
手に入らないなら、作ってもらおう!と信頼する生産者さんに直談判。にしきやのものづくりへの熱意に応えてくれたのは、蔵王酪農センターさんと、蔵王で農業を営む関口さんでした。
より良いものづくりのためにできることは全部実行する。だから「ない」なら「つくる」。こころ優しく確かな腕を持つ生産者さんたちがいるから、『にしきや』は思いっきり理想を追求できているんです。
にしきやは、宮城県岩沼市に本社・工場を構える、1939年創業のレトルト食品専門メーカー『にしき食品』の自社ブランドです。
水や塩、素材選びにこだわり、化学調味料・香料・着色料を一切使わず、素材を生かした『ごちそうレトルト』をつくっています。
カレー、スープ、パスタソース、おかゆなどメニューは約100種類。
豊富な料理で、皆さまの食事の時間が楽しくて豊かなものになるよう、『にしきや』は願っています。
1968年に世界初のレトルトカレーが発売され、レトルトという技術が日本の食文化に新たな風を起こそうとしていた時代。『にしき食品』は、街の一隅に立つ小さな佃煮屋でした。佃煮屋からの脱却を考えていた『にしき食品』はレトルトという新技術の未来に夢を抱き、レトルト釜の導入を決断、世界初のレトルトカレーが発売されてから約7年後のことでした。
レトルトという技術の未来と、会社の未来。そのふたつをより明るいものにするために新商品の開発に邁進しました。レトルトを「小さな圧力鍋」だと熟知していた『にしき食品』は、じっくり時間の必要な煮込み料理を欲しい量だけ、しかも長期保存できることの魅力を打ち出します。いちはやく反応したのはファミリーレストランでした。カレーはもちろんハンバーグソースやパスタソースなど、煮込みに時間のかかるソースを大量に、同じクオリティで提供しなければならないファミリーレストランにとって、『にしき食品』は最高のサポーターだったのです。
やがてメニュー作りから一緒に取り組むようになり、『にしき食品』にはシェフが誕生し、その技術とアイデア、創造力を求めてたくさんの企業とプライベートブランド商品を開発するようになりました。それと同時に、これまで培ってきた知識と経験を生かし、自分たちにしかできないものづくりを体現するために自社ブランド『にしきや』を立ち上げたのです。
他にはない、他ではつくれないものをつくりたい。『にしきや』のお客さまはそれを望んでくださっているから、これかもラインナップを増やし、本物志向を突き進んでいきます。”レトルトだけど、おいしい”から、”レトルトだから、おいしい”へ。楽しく豊かな暮らしの名脇役として、いつも身近にレトルトがある。そんな暮らしを提案し続けていきます。