福利厚生は、求職者が企業を選ぶ際のポイントになったり、従業員の満足度アップにつながったりする重要な制度です。近年、福利厚生に力を入れる企業や、オリジナリティのある福利厚生を導入する企業が増えています。そんな中、「社員にプレゼントを贈る」というユニークな福利厚生が注目を集めています。

今回は、福利厚生として社員にプレゼントを贈る際におすすめのギフトや、注意点などをご紹介します。福利厚生の充実や他社との差別化にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

福利厚生を充実させる企業が多い理由は?

近年、福利厚生の充実に力を入れている企業が増えているといいます。まずは、福利厚生の基礎知識と、福利厚生の充実により得られる効果について解説します。

福利厚生とは

福利厚生とは、企業が給与以外に従業員に提供する報酬やサービスのことです。福利厚生には、法律で義務付けられている「法定福利厚生」と、企業が自由に導入可能な「法定外福利厚生」の2つの種類があります。

法定外福利厚生の代表例を挙げると、家賃補助や結婚祝い金、在宅勤務などです。これらは、従業員やその家族の生活や健康を安定、および向上させることを目的として企業が導入しています。従業員の生活や働きやすい環境をサポートすることにより、従業員の仕事へのモチベーションやパフォーマンスの向上が期待できます。

福利厚生を充実させることで得られる効果

法定外福利厚生は、法的に導入義務があるわけではありません。どのような福利厚生を導入するかは企業により異なり、独自の福利厚生を導入する企業も増えています。その理由は、福利厚生が充実していればいるほど、従業員のエンゲージメントや満足度が高くなると考えられているためです。

少子高齢化などの影響で労働人口の減少が社会問題化しており、優秀な人材の確保・定着は各企業にとって大きな課題となっています。福利厚生は、求職者が企業を選ぶ際の重要なポイントの一つです。福利厚生を充実させることは企業のイメージアップにつながるため、採用活動中に優秀な人材が集まりやすくなると考えられます。また、福利厚生の充実によりワークライフバランスが実現できれば、優秀な人材を会社に定着させる効果も期待できるでしょう。

上述したとおり、ユニークな福利厚生を導入し、独自の社風を作り上げる企業も増えてきており、近年では福利厚生として「社員へのプレゼント」も注目されています。コロナ禍で社内イベントが中止されたり、テレワークが導入されたりしたことで、福利厚生の充実がより一層重要視されるようになりました。会社と従業員との絆を深め、仕事へのモチベーションの低下を防ぐために、福利厚生の一つとしてプレゼントを贈ってみてはいかがでしょうか。

福利厚生で社員へプレゼントを贈るシーン

福利厚生で社員へプレゼントを贈る代表的なシーンをご紹介します。日ごろの労をねぎらったり、お祝いと結び付けたりすることで、仕事への活力や生産性の向上にも役立つでしょう。

イベント

社内イベントやレクリエーションの優勝賞品として、または参加賞としてプレゼントを贈るケースです。従業員の参加率アップが期待できるため、従業員同士が交流しやすくなり、親睦を深めるいい機会になるでしょう。コミュニケーションが円滑になることでチームワークが強化され、生産性の向上も期待できます。

表彰

社員やチームの業績達成、目標達成などで表彰する際、副賞としてプレゼントを贈るのもおすすめです。目標達成のために尽力した社員の労をねぎらうことで、次の目標へのモチベーションアップや、エンゲージメントの向上に役立つでしょう。

お祝い

社員の結婚・出産・誕生日など、お祝い事に対してプレゼントを贈るケースです。会社と従業員の絆を深め、より良い信頼関係を築くいい機会になるため、直属の上司や社長からのメッセージを添えるのもおすすめです。働く意欲の向上や、離職率の低下につながることが期待できます。

記念品

会社の創設記念や社員の勤続年数などに合わせて、記念品を贈るケースです。転職が当たり前の時代といわれている昨今、長く会社に定着してくれる従業員は非常に貴重な存在といえます。永年会社に勤めてくれた感謝の気持ちや、これからの活躍への期待を込めてプレゼントを贈りましょう。さらなるエンゲージメントを生み出し、会社への貢献や定着が期待できます。

福利厚生のプレゼントで注意したいこと

企業の福利厚生費のなかでも各企業が独自に行うものは、「法定外福利費」と呼ばれます。法定外福利費が非課税対象となるには、いくつかの条件を満たす必要があります。

たとえば、福利厚生としてプレゼントを贈る場合は、すべての社員へ平等に与えることが条件です。特定の社員のみへの贈り物をする場合は、特定の社員に対する給与としてみなされるため、課税対象となります。また、贈り物の内容や金額が常識的な範囲のものであることなどの条件もあります。現金や商品券は課税対象となるため注意しましょう。

なお、非課税対象の法定外福利費についての具体的な事例は、国税庁のサイト等で確認できます。

【例】国税庁「No.2591 創業記念品や永年勤続表彰記念品の支給をしたとき」

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/gensen/2591.htm

社員への福利厚生にはグルメギフトがおすすめ!

福利厚生としてプレゼントを贈ることは、会社と社員との重要なコミュニケーションの一つとして注目されています。福利厚生としてグルメギフトがおすすめの理由や、おすすめのグルメギフトをご紹介します。

福利厚生にグルメギフトがおすすめの理由

コロナ禍で、社内イベントの中止やテレワークが普及したことにより、会社と社員との関係性の希薄化が問題視されています。直接集まることなくコミュニケーションを深める方法として注目されているのが、福利厚生として会社から社員にプレゼントを贈る方法です。

特に新入社員は、不慣れな環境で会社との信頼関係を築く機会も少ないため、不安を感じている可能性があります。福利厚生でプレゼントを贈ることで、会社が社員1人ひとりを思いやる気持ちを伝えられるため、不安を軽減することができるでしょう。

福利厚生として贈るプレゼントの内容に決まりはありません。何をプレゼントするかは企業によって異なりますが、カタログギフトや商品券などは給与課税対象となるため注意が必要です。そこでおすすめなのが、自宅で簡単に本格的な味を楽しめる「グルメギフト」です。コロナ禍で旅行や外食も満足にできない昨今では、特に喜ばれるギフトになるでしょう。

福利厚生としておすすめのグルメギフト

特別感のあるレトルト食品

温めるだけで簡単においしい食事ができるレトルト食品は、福利厚生のプレゼントとしてもおすすめです。コロナ禍で外食も気軽にできない状況が続くなか、自宅で本格的な味が楽しめると喜ばれるケースが多いといいます。また、レトルト食品は常温で保存が可能で、賞味期限が長いという点もメリットです。テレワーク中のランチに活用できるものを贈れば、社員の食生活のサポートにもつながるでしょう。

お肉のギフト

家族で一緒に楽しめるグルメギフトとして、高級なお肉のギフトも喜ばれています。普段なかなか食べる機会のないブランドのお肉は、プレゼントしてもらえると嬉しいものです。外出自粛やテレワークで家に閉じこもりがちなときに、おいしいお肉を食べれば気分をリフレッシュできます。

お菓子の詰め合わせ

贈り物の定番、洋菓子や和菓子の詰め合わせも福利厚生のプレゼントとして喜ばれるでしょう。家族と一緒に食べたり、一息つきたいときのおやつとして食べたりできるため重宝されます。甘いお菓子は、ストレスや疲れの解消も期待できます。

お酒

打ち上げや忘年会など、コロナ禍でお酒を飲む機会が減ってしまったという企業も多いでしょう。このようなイベントの代わりとして、お酒のプレゼントを贈るのもおすすめです。ただし、お酒は飲めない人がいたり、人によって好みが違ったりするため、場合によってはチョイスが難しいかもしれません。

NISHIKIYA KITCHENのおすすめギフト商品

福利厚生のプレゼントとしておすすめの、NISHIKIYA KITCHENのギフト商品をご紹介します。ギフトセットはオリジナルの箱入りで、包装紙やのし、シールなどのラッピングも可能です。必要に応じて、ぜひご活用ください。

カレーBEST5セット(5個入)

NISHIKIYA KITCHENで人気の5種類のカレーをセレクトしました。定番のカレーから、他に類を見ないNISHIKIYA KITCHENオリジナルのカレーまで、さまざまな味わいを楽しめるギフトセットになっています。温めるだけで簡単に食べられるレトルトカレーは、テレワーク中や忙しいときの食事にも便利でしょう。

スープBEST5セット(5個入)

ホッとする味わいが人気のスープを、5種類詰め合わせました。素材の味を生かしたNISHIKIYA KITCHENこだわりのスープは、福利厚生のプレゼントにもぴったりです。いつもの食事に添えるだけで食卓が華やぎ、社員の栄養面もサポートできます。

人気カレーとスープセット(6個入)

NISHIKIYA KITCHENで人気のカレー3種と、スープ3種を詰め合わせたギフトセットです。それぞれ異なる魅力にあふれたバランスの良いラインナップで、お気に入りの味がきっと見つかります。テレワーク中のランチや、家族での食事におすすめです。

NISHIKIYA KITCHENでは、大口のご注文も承っております。大口でのご注文を検討中の方は、お気軽に電話・メールにてお問い合わせください。

福利厚生として社員にプレゼントを贈ることが注目されている理由や、福利厚生のプレゼントとしておすすめのギフトセットなどをご紹介しました。近年はコロナなどの影響で会社と従業員とのコミュニケーション不足が問題視されています。福利厚生としてプレゼントを贈ることは、信頼関係の構築やエンゲージメントの向上に有効であると考えられています。福利厚生として社員にグルメギフトを贈るなら、ぜひNISHIKIYA KITCHENのギフトセットをご活用ください。