NISHIKIYA KITCHENのある地元・宮城県の素材を使用して、
素材の美味しさや魅力を最大限に引き出した「宮城の素材シリーズ」。
その「宮城の素材シリーズ」の食材を求め、日々探検を続けているのが、「宮城県のおいしい発見し隊」です!
2024年冬「宮城の素材シリーズ」から発売されるのは、今年で発売6年目となる人気商品、宮城県仙台市の井土地区で収穫された「仙台井土ねぎ」を使った「仙台井土ねぎのポタージュ」。
今回のよみものでは、生産者さんを訪問してきたレポートと、ポタージュができるまでの製造工程をじっくりご紹介します!
井土ねぎが誕生するまで
ねぎが育ったのは、宮城県仙台市の沿岸部「井土地区」というところ。井土生産組合の皆さんのもとで大切に育てられています。この地域は、古くから農業が盛んでしたが、東日本大震災で、津波の被害を受けました。震災後の土地は、前と同じように野菜を育てるのは難しく大変苦労したそうです。試行錯誤した結果、「良質な地下水」「豊富な日射量」「夏の冷涼な海風」が、ねぎの栽培に適しており、仙台井土ねぎが誕生しました。最大の特長はなんといっても、甘くてとろっとした味わい。
「甘とろ」と聞いただけでも、おいしそうですよね!
どうして?収穫時期にこだわるワケ
ねぎの旬の時期は冬。私たちは、旬の時期の甘くておいしいねぎを使いたい!という想いから、11月以降に収穫されたねぎを、ポタージュにしています。実際に、ねぎそのものを食べてみると、とっても甘いことが分かります。
組合長の大友さんは、「オリーブオイルで焼いたねぎを、塩こしょうで食べるのもおすすめですよ」と、にこやかに話してくださいました。
★宮城県にお住まいの方は、一部スーパーで買えますので、探してみてくださいね。
ねぎの青い部分が重要⁉
大友さんは「ねぎは同じ畑で育っても、全く同じようには育ちません。それを私たちの手で選別するのが大変なところです」と話します。特に今年は、ねぎの生育状況がよく、太いものが多いとのこと。私たちのポタージュには、それよりも少し細めのねぎを使っているため、今年は特に、時間をかけて選別していただきました。
また、私たちがポタージュ作りにおいて大切にしているのは、ねぎの青い部分。この部分は、香り・風味がよく、ポタージュにした時に、ねぎの風味をしっかりと感じられます。さらに、ポタージュのきれいな緑色も表現できます。しかし、この青い部分は、畑で虫がつきやすく、きれいな状態のものが少ないのが現実。そのため、ポタージュに最適なものを、さらに選別していただいています。毎年、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ぎゅっとおいしさを詰め込んで
こうして私たちのもとに届いた仙台井土ねぎ。こだわり抜いた結果、ポタージュを作れる数は限られてしまいますが、農家さんも私たちも「おいしいものを届けたい」という想いは一緒。今年もみなさんに、最高のおいしさをお届けいたします。
仙台井土ねぎポタージュができるまで
01.ねぎが工場に届く
ねぎは加工会社できれいに土を落とし、カット。NISHIKIYA KITCHENの工場にはフレッシュな生のねぎが入荷しています。
02.バターで炒める
大きな釜にバターを入れてねぎをじっくりと炒め、ねぎの甘みを引き出します。この香りも皆さんにお届けしたい〜。
03.じゃがいもと煮込む
じゃがいもを入れ、柔らかくなるまで煮込みます。煮込んだら大きな寸胴へ移動。もうすでにおいしそう!!
04.すりつぶす
機械を使い、ねぎとじゃがいもをすり潰してなめらかに。寸胴から少しずつすくって丁寧に入れていくのがポイントです。
05.もう一度煮込む
再度、大きな釜に入れ、生クリームなどの材料と一緒に、さらに煮込んでいきます。とってもなめらかになりました〜〜。
06.パッケージに詰める
その後、ポタージュは充填室へ移動して、パッケージに詰められます。詰められる前のパッケージ、発見!
07.加圧加熱殺菌
レトルト釜に入れ、さらに煮込んでいきます。レトルト食品が保存料なしで日持ちするのは、この工程のおかげなんです!
※この後、完成品の味を確認し、X線探知機を通した上で商品を出荷しています。
08.ポタージュが完成!
皆さんにおいしいポタージュを届けるため、てまひまを惜しまず作りました。今年も最高の味わいをどうぞ召し上がれ!
さいごに
一番甘くなる時期に収穫され、丁寧に選別された仙台井土ねぎをつかった「仙台井土ねぎのポタージュ」ができるまでのご紹介でした!
この機会にぜひ「宮城の素材」を体感してください。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
「仙台井土ねぎのポタージュ」は1/11(木)から数量限定で発売となっております。
宮城の素材シリーズは数量限定ですので、気になった方はぜひお早めにオンラインショップまたは直営店舗でお買い求めください。
それでは、また。