2022/02/02 Wed

インドカレーにはナンじゃないの?!現地の多様な食生活をチェック!

日本にあるインドカレー店では、カレーの主食として当たり前のように「ナン」がついてきます。そのため、インドの主食はナンだと思っている方も多いのではないでしょうか。

ところが驚くことに、ナンはインドではそれほど食べられていないのです!現地では主食に何が食べられているのでしょうか。ここでは、インドの多様な食生活についてご紹介します。

インドではナンが食べられていない?!
インドカレーにはどんな主食を合わせる?
インドの家庭料理・チャパティを作ってみよう!
お家で本格派!NISHIKIYA KITCHENのインドカレー

インドではナンが食べられていない?!

日本ではインドカレーの定番の主食として知られている「ナン」。お店で提供される焼き立てのナンはパリっと香ばしく、もちもちふっくら食感がおいしいですよね。

実はそんなナンは、インド人にとって「レストランで食べるもの」「お店でテイクアウトするもの」という位置づけなのです。その理由は、ナンの作り方にあります。

ナンは、「タンドゥール」と呼ばれる大きな壺型のオーブンの内側に生地を張りつけて焼きます。このタンドゥールは、多くのインドの家庭にはありません。燃料の調達や維持の手間もかかり、家庭では調理が難しいのです。ナンは北インドの宮廷料理が発祥であり、贅沢な食べ物とされています。

では、インドの家庭ではカレーに何を合わせて食べているのでしょうか。ここからは、インドの一般家庭で食べられている「主食」についてご紹介します。

インドカレーにはどんな主食を合わせる?

ここでは、インドで食べられている主食をいくつかご紹介します。それぞれの材料や味わいの特長をチェックしてみましょう。

チャパティ

チャパティは、北インドにおいてもっともポピュラーな主食です。全粒粉を塩と水で練り、麺棒で薄く丸くのばして専用の鉄板で焼き上げます。インドでは、“チャパティを上手に焼けないとお嫁に行けない”といわれているほど大切な家庭料理です。

プーリー

プーリーは、チャパティと同じように作った生地を、焼かずに油で揚げたものです。チャパティと同様に、北インドでよく食べられています。高温にした油で揚げると、ぷっくりとしたボール状に膨らみます。

バスマティライス(インディカ米)

バスマティライスは、南インドでよく食べられています。細長い形をしたお米で、鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩やバターとともに茹でて調理します。食感がパラパラになるように茹で上げるため、日本のお米のように粘りはありません。

インドの家庭料理・チャパティを作ってみよう!

インドのポピュラーな主食であるチャパティは、ご家庭でも簡単に作ることができます。生地を寝かせたり発酵させたりする必要がないため、短時間で調理可能です。インドカレーに合わせる主食として、ぜひ作ってみてください!

チャパティの材料(4枚分)

・全粒粉…150g

・塩…ふたつまみ

・サラダ油…小さじ2

・水…100ml

チャパティの作り方

①　ボウルに全粒粉・塩・サラダ油を入れましょう。水を3回に分けて加えながら混ぜていきます。

②　生地がなめらかになり、手につかなくなるまでこねます。

③　生地を4等分して丸め、麺棒で薄くのばしましょう。

④　油をひいたフライパンに生地を入れ、蓋をして中火で焼きます。同じように裏面も焼き、両面焼き色がついて少し膨らんだら完成です♪

お家で本格派!NISHIKIYA KITCHENのインドカレー

NISHIKIYA KITCHENでは、本場のインドカレーをお手本にした本格派のレトルトカレーを作っています。ここでは、おすすめのインドシリーズの5商品をご紹介します。ぜひ手作りのチャパティと一緒に召し上がってみてください。

バターチキン

インドカレーの定番、まろやかで濃厚な味わいが魅力のバターチキン。トマトクリームがマイルドでありながらも、スパイスの香りをしっかりと感じられる一品です。ギー(バターオイル)で炒めたカシューナッツペーストと、北海道産の生クリームでコク深い味わいに仕上げました。

ケララフィッシュ

南インドのクリーミーなフィッシュカレー、ケララフィッシュ。具材にはキハダマグロを使用し、魚の旨み・タマリンドとトマトの酸味・ココナッツミルクのコクをバランスよく仕上げました。ケララのフィッシュカレーには欠かせないマスタードシードとフェンネル、蔵王カレーリーフ、NISHIKIYA KITCHEN特製スパイスミックスを加え、香りも楽しめる一品です。