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あいがも農法のお米

『おかゆ』は、素材の味がそのまま活きてくるシンプルな料理なので、原料のメインとなる『お米』はこだわり抜きたいポイントです。
おかゆシリーズの中で、ひとめぼれ白粥かつおだし粥は「あいがも農法」で作られた宮城県産ひとめぼれを使用しています。
今回の記事では、あいがも農法で作られるお米のおいしさのひみつをご紹介します。

地元・宮城県が産地

このお米は、NISHIKIYA KITCHENの地元・宮城県北部に位置するJA加美よつば有機米生産部会の方々が、手間と時間をかけて心を込めて作っているお米です。

農薬や化学肥料は不使用

あいがも農法とは、農薬や化学肥料などを使用せず、田んぼにアイガモを放す事でそれら全てをまかなう農法です。
田んぼの写真をよ~く見てみてください。 
除草剤を使っていないので、水の中に雑草が生えているのが分かります。

アイガモとともに成長するお米

アイガモはアヒルと鴨の交雑種。
稲などの作物は食べずに、田んぼの中の雑草や害虫を好んで食べてくれます。
 宮城県では通常、5月上旬頃に田植えが行われますが、あいがも農法は5月末~6月上旬に田植えをするとのこと。
田植え後15日頃から出穂までの時期に、 アイガモの「水田での放し飼い」がスタート。
 雑草を食べてくれるだけではなく、アイガモが動き回る事により水と土を程よくかき混ぜてくれるため、稲の根の働きが活発になります。 
さらには、アイガモのフンが化学肥料の代わりを果たします。 

稲が成長してくる時期にも、アイガモは稲と稲の株の間にくちばしを突っ込んで害虫や雑草の芽を食べてくれます。
おかげで株の内部にまで日光があたり、 新しい水が株の中に送りこまれていきます。

アイガモたちは稲の花が咲き、穂ができる頃には立派に成長し、田んぼでの仕事を終え卒業。翌年、その子供たちへと役割を引き継ぎます。

自然の循環を大切にした「あいがも農法」、こうしておいしいお米が育てられています。 
大事に育てられる様子を見れば、ますますお米がおいしく感じられます。 
おだしの奥深い味わいを楽しむのもおすすめですが、味付けをしていない白米のおかゆで自然の恵みをじっくり味わうのも、また良いものですね。