
目次
「学校のカレープロジェクト」とは?
“学校のカレープロジェクト”は、小学生が本気で考えた「夢のレトルトカレー」のアイディアを、私たちと一緒に全力でカタチにしていく、熱い想いのつまったプロジェクトです!ニシキヤキッチン、そして無印良品さんの店舗スタッフが“先生”として授業に参加し、1年間を通して①商品の企画②味決め③パッケージ④販売について、子どもたちに学んでもらいながら、一緒に商品づくりを進めていきます。

このプロジェクトは2023年にスタートし、今回の玉浦小学校(以下、玉浦小)との取り組みは、なんと第3弾!
今回も、世界に一つだけの、特別で、愛情たっぷりのカレーをつくっていきます!
<過去のプロジェクト>
2023年度・学校のカレープロジェクト
2024年度・学校のカレープロジェクト
玉浦小学校とニシキヤキッチン コラボのワケ
玉浦小とニシキヤキッチンの本社は、車でわずか7分ほど!同じ岩沼市にあるご縁から、以前私たちの工場へ見学にも来てくれていました。

これまで東京・新潟の小学生と取り組んできたこのプロジェクト。「次はぜひ、地元・岩沼の子どもたちにも体験してほしい!」という想いを抱いていました。そんな中、岩沼市さん・岩沼市教育委員会さんのご協力もあり、玉浦小との取り組みが実現しました!
このプロジェクトを通して、岩沼、宮城、そして全国へ笑顔と希望を届けられたら嬉しいです!
4月30日(水) 授業①キックオフ
学校のカレープロジェクト、ついに始動!

…ということですが、実はこの日まで、プロジェクトのことを児童へは内緒にしていました。当日、サプライズで発表!
先生の完璧な前フリもあり、サプライズ登場からテンションMAXでお迎えしてくれました!

この日は、①学校のカレープロジェクトとは?②プロジェクトチームの仲間であるニシキヤキッチン・無印良品ってどんな会社?についての授業。
「ニシキヤキッチンってなんの会社〜?」という質問には、「レトルト食品の会社〜!」と元気よく答えてくれました!工場見学に来てくれた時のこと、覚えてくれていたみたいです。


そして、普段は中々見る機会がない、スパイスやカレーを入れる前のレトルトパウチなどを配布したところ…興味津々!そして想像以上の盛り上がりとなりました!

積極的に発言もしてくださり、私たちも楽しく授業ができました。
私たちがどんな想いで日々活動をしているのかを感じていただき、そして「これからワクワクすることが始まるんだ!」という気持ちになっていてくれたら嬉しいです!
そして、どんなカレーのアイディアが出てくるのか…!次回に続きます!
5月20日(火) 授業②アイディア決定
1人1案ずつ考えてもらったアイディア。
発想豊かで、ワクワクするたくさんのアイディアから、「これは特に面白いカレーができそうだ!」「食べた人が幸せになりそうなカレーだ!」という視点で、事前にニシキヤキッチンにて各クラス3案まで絞りました。(スタッフも、かなり、かなり迷いました。)

当日は、絞った3案の中から多数決で決めていきます。

この日は、いつも商品企画を担当しているスタッフが先生として登場!
商品企画のポイントは、「誰に・どんな時に食べてほしいか」という軸をしっかりと持つこと。
今回は、3案の中から1案選んでもらい、「なぜその商品を選んだのか?」「その商品を誰に・どんな時に食べてほしいか?」を用紙に記入し、投票してもらいました。


どちらのクラスも接戦となった中、決定したのが…こちら!
・6年1組「りんごやきにくカレー」
⾃校給⾷である⽟浦⼩の⼈気給⾷「⽟⼩やきにく」をイメージした夢のカレー

・6年2組「にくカレー」
「鶏⾁」「豚⾁」「⽜⾁」など、様々な⾁を1つの商品に⼊れ込んだ夢のカレー

次回は、「味決め」の授業。実際に試食をし、みんなで改善点を出し合いながら味を決めていきます!
6月25日(水) 授業③味づくり1回目
商品の核となる部分「味」を決めていく授業の1回目。
小学生のアイディアを元に、開発部のスタッフがたくさん頭を悩ませながら試作した商品、どんな反応をもらえるのか、ドキドキです…。

いざ、お披露目の時…。
レトルトパウチを開けると…
「おいしそうな匂い!!」と好反応!


児童の皆さんには、評価シートに沿って「見た目」「具材」「香り」「食感」「味付け」などを評価していただきました。商品に評価を付けていくことは大人でも難しいと感じますが、皆さん一つずつ真剣にチェックしていました!


給食後の授業でしたが、残さず完食!
好反応をいただけてホッとした気持ちもありつつ、理想の味わいに近づけていくため、出し合った改良点をどの様に反映していくのか、また頭を悩ませながら試作に取り組んでいきます!
ここまで読んでいただき、感じてくださる方もいらっしゃるかもしれませんが、大人も子供も関係する全ての人が本気で取り組んでいる「学校のカレープロジェクト」。1つの商品が完成するまで、たくさんの愛情を注いでいます。今後も応援していただけると嬉しいです!
[おまけ]
噂の玉浦小の名物給食「玉小やきにく」。味確認のため、プロジェクトメンバーも給食をいただきました。愛情たっぷり込めて作られた給食、みんなが大好きな理由が分かります。

7月16日(水) 授業④味づくり2回目
毎回ドキドキしながら授業に挑みます…。
前回の改良点を踏まえ、各クラス2タイプの試作品を準備しました。
1組の「りんごやきにくカレー」は、お肉の量の違いでA・Bタイプ。
2組の「にくカレー」は味わい違いでA・Bタイプ。

試食しグループごとに意見を出し合った結果…!!
1組は、満場一致でお肉の量が多いBタイプに決定!
2組は、2対4で「インド風カレー」のBタイプに決定!
「インドカレーを初めて食べた!」という児童にも受け入れていただける味に仕上がりました!ちなみにAタイプは「欧風カレー+宮城県産チーズ」。


授業を重ねるごとに「自分たちのオリジナルカレー」という意識が強くなり、より一層熱心に取り組んで下さっていることが伝わってきます。
今回の改良点を反映し、次回、味が確定します!

そして今回は、防災についての授業も実施。
にしき食品からは「レトルトが防災にも役に立つこと」をお話し、温めずにレトルトカレーを食べる体験をしてもらいました!
無印良品さんからは、「いつものもしも(=普段使いのアイテムを防災用品として活用し、日常的に備えをすること)」についてお話をいただき、防災の時のバンダナの活用方法についてみんなで意見を出し合いました!

[おまけ]
より良い味を目指し、ブラッシュアップを重ねる開発スタッフ。
