カレーの具材のなかでも、とりわけ存在感のあるお肉。
さまざまな種類や部位があるなかで、カレーと相性の良いお好みのお肉を選びたいですよね。
今回のよみものでは、カレーと相性の良いお肉について解説します。
おいしいカレーづくりのために、ぜひ参考にしてみてください。
カレーの味わいはお肉で変わる!
ご自宅でカレーを作るとき、どんなお肉を買うべきか迷ってしまうことはありませんか?
カレーの定番の具材といえば、鶏肉(チキン)・牛肉(ビーフ)・豚肉(ポーク)が挙げられます。その他の具材では、羊肉(マトン)やひき肉(キーマ)なども人気です。
これらのお肉の種類は、さらに細かい部位に分かれており、お肉の種類や部位によって、肉質や味わい、脂の量などに違いがあります。
つまり、具材であるお肉の選び方によって、カレーの味わいも変わってきます。
お肉の種類や部位にこだわって、お好みのカレーを見つけてみましょう。
お肉を調理する際のポイント
どんな種類のお肉でも基本的に調理するポイントは同じです。
よりおいしく味わうために必要なポイントを3つご紹介します。
どれも簡単なのでぜひ実践してみてくださいね。
【1】塩コショウを振る
お肉を炒めるときには、塩コショウを振りかけましょう。
振りかけるタイミングは、調理直前か、調理中がおすすめです。
塩によって、お肉から水分と一緒にくさみが抜け、その部分に、コショウの香りが入るため、さらにお肉のくさみを消す効果があります。
【2】お肉は表面を焼き、メイラード反応を促す
メイラード反応とは、お肉を焼くことで表面の細胞が破壊され、アミノ酸と糖が反応し茶色く色づき、香り成分を生むことを指しています。
お肉の表面を焼くと、肉汁などの旨みを閉じ込めることもでき、香りが生まれ、よりおいしくなるのです。
【3】できればたまねぎと一緒に
お肉を炒めるときには、たまねぎと一緒に炒めるのがおすすめです。
たまねぎは、インド料理でもスパイスの一種として、使用されます。お肉をマスキングする効果があり、くさみを感じづらくなります。
カレーと相性の良いお肉の種類
それでは、カレーと相性の良いお肉として、どのような部位が挙げられるでしょうか。
ここでは、代表的な鶏肉(チキン)・牛肉(ビーフ)・豚肉(ポーク)・羊肉(マトン)の種類のなかから、カレーにおすすめの部位や、特長をご紹介します。
また、それぞれのお肉を使ったNISHIKIYA KITCHENのカレーをピックアップしますので、ぜひチェックしてみてください。
※一部リニューアル・終売商品がございます
鶏肉(チキン)
鶏肉は全体的に脂肪が少なく、クセの無い味わいが特長です。
各部位の特長
・もも肉・・・最もポピュラーな鶏の部位。柔らかく旨みとコクが特長。
・むね肉・・・あっさりとした味わい。
・ささみ肉・・・タンパク質がもっとも多い部位であり、脂肪が少なくさっぱり。
その中でもカレーにおすすめの部位は、もも肉です。
味のクセが少なく、煮込むと肉質が柔らかくなるため、どんなカレーにも比較的相性が良くおすすめです。
一方むね肉は、煮込むと固くなりやすいため、使う場合はひき肉にし、キーマカレーにするのがおススメです。
鶏むね肉を使用したカレー
ケバブカレー「ケバブカレー」は、トルコの代表的な肉料理であるケバブをNISHIKIYA KITCHENがカレーにアレンジ!香ばしく焼かれた鶏むね肉を、スパイス香るトマトソースが引き立てます。スパイシーで奥深い味わいをお楽しみください。 お客様の声
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鶏ひき肉を使用したカレー
鶏キーマカレー「鶏キーマカレー」に使用されているのは、たっぷりの国産鶏ひき肉。「圧搾一番搾りなたね油」で炒めることで、コクのある仕上がりとなっています。甘さを抑えてスパイス感が引き立てられているのもポイントです。 お客様の声
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牛肉(ビーフ)
牛肉は肉の部位によって肉質が大きく異なり、様々な調理法が用いられます。
各部位の特長
・もも肉・・・脂肪の少ない赤身で、すっきりとした味わいです。
・バラ肉・・・脂が多く、濃厚な味わいです。
・ホホ肉・・・煮込み料理に適しています。長時間煮込むことで肉質がほろほろほどけていきます。
ご家庭でカレーを作る場合、バラ肉かもも肉がおすすめです。
よりこってりとした味わいに仕上げたいときは、バラ肉を。
あっさりとした味わいに仕上げたいときは、もも肉を使用すると良いでしょう。
ホホ肉は、ご家庭の鍋で煮込むことは難しいため、圧力鍋などを使用することをおすすめします。
牛バラ肉を使用したカレー
牛バラのスパイシー欧風カレー「牛バラのスパイシー欧風カレー」は、牛バラ肉と5種類のフルーツをじっくりと煮込み、濃厚なソースに仕上げました。ブラックペッパーの辛みがきいた、スパイシーな味わい。通常商品の1.5倍にあたる大盛りサイズなのもうれしいポイントです。 お客様の声
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牛すじを使用したカレー
牛すじカレー「牛すじカレー」は、牛すじを焼き上げて、柔らかくなるまでカレーで煮込んだ逸品です。焼きのひと手間を加えることで、お肉の香ばしさと旨みをしっかり閉じ込めました。隠し味にチーズを加え、コクのある味わいに仕上げています。 お客様の声
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牛ホホ肉を使用したカレー
牛ホホ肉のグリルカレー「牛ホホ肉のグリルカレー」は、希少部位であるホホ肉を贅沢に使用した、プレミアムなビーフカレーです。お肉と野菜の旨みが溶け込んだソースは、赤ワインでコクを出して仕上げられています。特別な日の食卓におすすめです。 お客様の声
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豚肉(ポーク)
豚肉は肉の部位によって肉質が大きく異なり、脂肪と赤身の割合に応じて調理法が変わります。
各部位の特長
・もも肉・・・赤身の部位としてよく知られ、肉質は脂肪が少なく柔らかさがあります。
・バラ肉・・・赤身と脂肪のある部位で、角煮などの煮込み料理でよく使われます。
・肩ロース・・・赤身と脂肪のバランスが取れた、コクのある味わいが特長です。
カレーを作る場合は、バラ肉がおすすめです。
豚バラ肉は脂が多いため、カレーに入れた際、脂がとろけ、旨み、甘味、コクが増します。
あっさりとしたカレーを作りたい時には、肩ロース、もも肉を使用することをおすすめします。
豚バラ肉を使用したカレー
豚の角煮カレー「豚の角煮カレー」には、角切りの国産豚バラ肉がゴロッと入っています。ソースの味つけは醤油ベースで、ほっとするような味わい。甘辛でどこか懐かしい和風カレーを、ぜひ一度ご賞味ください。 お客様の声
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ゴロッと野菜と豚バラカレー「ゴロッと野菜と豚バラカレー」は、大きめにカットされた豚バラ肉・じゃがいも・にんじんがポイントです。通常商品の1.5倍にあたる大盛りサイズで、食べごたえ十分。ご飯が進むシンプルで素材が引き立つカレーです。 お客様の声
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豚ひき肉を使用したカレー
ぶどう山椒キーマカレー「ぶどう山椒キーマカレー」は、豚ひき肉の旨みを生かしたキーマカレーです。和歌山県産ぶどう山椒が、爽やかに香ります。お肉たっぷりのソースは、炒めたまねぎのコクや、山椒のしびれるような辛さも魅力です。 お客様の声
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羊肉(マトン)
羊肉は、本場のインドカレーにも使われているお肉です。
マトンは、引き締まった肉質や、旨みとコクが特長です。
各名称
ラム・・・生後12カ月未満の仔羊肉
ホゲット・・・生後1年以上・2年未満の羊肉
マトン・・・生後2年以上の成羊肉
※国によって基準が異なる場合もあります。
なかなか自分で調理することは難しいため、レトルトカレーで楽しんでみてはいかがでしょうか?
羊肉を使用したカレー
ライムチリマトンキーマカレー「ライムチリマトンキーマカレー」は、ライムの爽やかな香りとチリペッパーのパンチのある辛みがきいた辛口のマトンキーマカレーです。 お客様の声
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【番外編】お肉を使わないカレー
ここまで、カレーと相性の良いお肉の種類をご紹介しました。
カレーといえば、お肉、という方にもおすすめな、
シーフードを使ったカレー、野菜を使ったカレーをご紹介します。
魚を使用したカレー
南インドのクリーミーフィッシュカレー「南インドのクリーミーフィッシュカレー」は、国内でよく食べられているキハダマグロを使用したカレーです。ソースの豊かな香りは、蔵王カレーリーフとNISHIKIYA KITCHEN特製スパイスミックスによるもの。魚肉の旨みをしっかりと引き立てます。 お客様の声
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エビを使用したカレー
ガーリックシュリンプカレー「ガーリックシュリンプカレー」は、ハワイ発のB級グルメであるガーリックシュリンプをイメージしたカレーです。にんにくの香りが食欲をそそる人気商品です。 お客様の声
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お野菜を使用したカレー
ラタトゥイユカレーフランスの煮込み料理、ラタトゥイユをカレーにアレンジしたカレー。具材には旨みを凝縮したグリル野菜を使用しています。ソースにはトマトと相性の良いハーブをきかせました。 お客様の声
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今回は、カレーにおすすめのお肉の種類や、部位についてご紹介しました。
NISHIKIYA KITCHENには、お肉の魅力を引き立てたカレーのラインナップが豊富です。
お肉の旨みが溶け込み、じっくりと煮込まれたソースの味わいはレトルトならでは。
ぜひ、お肉の部位にこだわってカレーを食べ比べしてみてください。