ご配送先1件につき 税込7,000円以上で 送料無料

知っているようで知らないバターチキンの世界 Vol.1「バターチキンの源流を探る」

日本には明治時代にイギリスから伝わったカレー。現在では様々な形で進化し続け、日本を代表する国民食になっています。そんなカレーの中で、飲食店で食べられるだけでなく、スーパーやコンビニなどでも手軽に買えるようになり、いつの間にか大人気になっているインドカレーが「バターチキンカレー」です。え?インドカレーだったの?となるくらい、いつまにか我々の生活に溶け込んでいるカレーですよね。私たちニシキヤキッチンでもバターチキンを販売しています。そして今年、誕生15周年を迎えます。今回は、その15周年を記念した特集の第一弾!まずはバターチキンがどこで生まれたのか、その生い立ちからご紹介したいと思います。

1947年北インドのデリーが発祥


バターチキンが生まれたのはインドの首都デリーです。デリーは2026年現在、人口が約3500万人に達しており、世界でも最大級のメガシティです。デリーには、1911年にイギリスが建設した計画都市のニュー・デリーと、旧市街のオールド・デリーの二つの顔が存在しています。整然としたエリアのニュー・デリーとは打って変わって、混沌とした印象を受けるオールド・デリー。その境界付近にある1947年創業の老舗レストラン「Moti Mahal(モティマハル)でバターチキンカレーは誕生したというのが通説です。

バターチキンは節約メニュー?


モティマハルのタンドリーチキン。タンドール(釜)の中には直接炭火が入っている

実はバターチキン発祥の「モティマハル」は日本でもお馴染みのタンドリーチキンの発祥のお店とも言われています。
タンドール(釡)で焼いたチキンを最後まで無駄なく提供するためにバター、トマト、生クリームのソースで煮込んだことがバターチキンカレーの起源と言われています。それが話題となり、今ではインドでもお馴染みのカレーとなっています。

バターチキンの名付け親はニューヨーカー?


インドのバターチキン発祥の店※、モティマハルのバターチキンカレー。炭火で焼いたタンドリーチキンがごろっと入っている ※諸説あり

インドでバターチキンは「Murgh Makhani(ムルグマッカーニ)」と呼ばれており、ヒンディー語で「ムルグ」は鶏肉、「マッカーニ」はバターを意味します。1950年代から60年代にかけて、モティマハルはインドの政治家や国賓が訪れる名店となり、ムルグマッカーニの評判は世界へ広がったそうです。そして、こちらも諸説あるのですが、1 9 7 0年代にニューヨークのマンハッタンにオープンしたインド料理のレストランがメニューに初めて「Butter Chicken」という英語の名称を載せたと言われています。それまでは現地語で呼ばれていましたが、アメリカ人にも分かりやすく、その濃厚な味わいを直感的に伝えるために「バターチキン」と英訳されたのです。このシンプルで魅力的な名前がニューヨークの食通たちの間でヒットし、そこから英語圏全体、そして世界中へと広がっていったと言われています。

バターチキン日本上陸?


世界に広がるバターチキンは、日本でも1980年代に提供する飲食店が出始め、じわじわと認知度を広げていきました。そして、2009年頃から大手メーカーがバターチキンをレトルトでも販売するなど確実にその地位を上げていき、2010年ごろから本格的に人気が浸透して行きました。ニシキヤキッチンでも2011年にバターチキンカレーをはじめとするインドカレーシリーズを6品発売(当時はにしきやブランド)。それから15年が経った現在ではニシキヤキッチンでも不動の看板商品となっております。

ニシキヤキッチンのバターチキンカレー

バターチキン発祥 老舗レストラン「モティマハル」へ潜入


モティマハルの入り口で、オーナーと記念撮影

ニシキヤキッチンのバターチキンはバターチキン発祥のレストラン「モティマハル」にも何度も出向き、本場の味わいを研究して生まれました。モティマハルでは実際にバターチキンを食すだけでなく、厨房にも潜入し、直に料理人と会話をするなどバターチキンの理解を深めました。そして何度もインドへ通いながら、2年前には大規模なリニューアルも行い、絶対的な自信を持ってお勧めできるバターチキンへと進化しています。